業務改善・効率化2018.05.29
現在、中小企業から大手企業などあらゆる業界で「RPA」というものが注目を浴びています。
RPAとはRobotic Process Automationの頭文字で、国内では2016年ごろからよく目にするようになったといわれており、定型作業によるデータ入力や作業をロボットに記憶させることで効率化と人的ミス削減を目的としています。
ロボットが業務を遂行することで、ダブルチェック等を行う必要がないだけではなく、24時間365日の稼働を実現できます。
これから、日本企業がグローバルでの競争に打ち勝つためにも、ロボットによる業務(RPA)を導入検討する企業が非常に多くなっているのが現状です。
では、なぜいまRPAが注目されているのでしょうか?今回は、その理由をまとめてみました。
多くの企業が直面している大きな課題、それは「人材不足」であり、これから更に加速化することが予測されています。
日本国内では、この課題解決として具体的な検討が急務となっています。
よく耳にする「働き方改革」の一つでもありますが、ホワイトカラーの残業を減らしながら、従業員が働きやすい労働環境を整備しつつ、業務生産性を向上させることができます。
ロボットでもできる業務はロボットに任せ、人間でしかできない部分に注力し業務を遂行することで、効率化と残業削減を実現することができます。
これまで、多くの企業はシステムを開発および導入することで効率化を図ろうとしてきました。
しかし、開発コストや費用対効果などもあり、すべてをシステム化することが難しく、ある部分はExcelや手作業で運用している企業も少なくありません。
結果的に人的業務が多く残ってしまい、人手や連携するための仕組みを構築するコストが増える、、といった形になってしまっています。その部分の業務をRPAに置き換えていこう、という動きも注目されている一つの要因です。
上記でお伝えしてきた時代背景や外的要因に加え、最も大きな要因は「技術の進化」ではないでしょうか?ひと昔前の仕組みよりも更に使いやすく、比較的導入コストを抑えられるものが増えてきています。
しかも、ノープログラミングによる設定が行えるため、企業側が自分自身で業務を自動化を実現できるツールも多く出てきています。
いかがでしたでしょうか?
このRPAは、一般企業だけではなく保険会社をはじめ金融機関も導入が始まっています。
時代背景からくる課題に対して、他社よりも早く対策をすることで、更なる企業成長を後押しする仕組みを作る。これが重要なポイントになってくるのではないでしょうか。
弊社では、RPAの概要資料を無料でダウンロード提供しておりますので、ご相談などありましたらお気軽にお問合せください。