IT導入補助金2021 (IT導入補助金2021の導入支援事業者として採択されました)

補助金情報2021.04.19

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。
また、新型コロナ感染症への対策に取り組む事業者様を支援するために低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)も追加されました。

IT導入補助金のスキーム

補助対象ツールの条件

  • IT導入支援事業者が事前に登録したITツールであること
  • 労働生産性向上に寄与するものであること
  • すでに購入済のソフトウェアや追加分のライセンス費用でないこと
  • ホームページ制作ツールやCMS等で制作したアプリケーションでないこと
  • スクラッチ開発や大幅なカスタマイズでないこと
  • 組み込みソフトウェアやハードウェア製品でないこと
  • 恒久的に利用されるシステムであること
  • 広告宣伝費を含んでいないこと
  • ホームページ制作 、スマホアプリ制作、VR・AR用コンテンツ制作でないこと

補助金の上限額・下限額・補助率

補助対象比較表(通常枠)

補助対象者

中小企業・小規模事業者等(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

種類 A類型 B類型
補助金申請額 30万~150万円未満 150万~450万円以下
補助率 1/2以内
プロセス数※1 1以上 4以上
ツール要件(目的)※2 類型ごとのプロセス要件を満たすものであり、労働生産性の向上に資するITツールであること。(当該要件はC・D類型においても前提条件)
賃上げ目標※3 加点 必須
補助対象 ソフトウェア費
導入関連費等
ハードウェア
レンタル費用
×

補助対象比較表(低感染リスクビジネス枠)

補助対象者

中小企業・小規模事業者等(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

種類 C類型-1 C類型-2 D類型
補助金申請額 30万~300万円未満 300万~450万円以下 30万~150万円以下
補助率 2/3以内
プロセス数※1 2以上
ツール要件(目的)※2 複数のプロセス間で情報連携し複数プロセスの非対面化や業務の更なる効率化を可能とするもの テレワーク環境の整備に資するクラウド環境に対応し、複数プロセスの非対面化を可能とするもの
賃上げ目標※3 加点 必須 加点
補助対象 ソフトウェア費
導入関連費等
ハードウェア
レンタル費用

補助対象者

中小企業

業種・組織形態 資本金 従業員
(資本の額又は
出資の総額)
常勤
資本金・従業員規模の一方が、右記以下の場合対象(個人事業を含む) 製造業、建設業、運輸業 3億円 300人
卸売業 1億円 100人
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) 5,000万円 100人
小売業 5,000万円 50人
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及び
チューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く)
3億円 900人
ソフトウェア業又は情報処理サービス業 3億円 300人
旅館業 5,000万円 200人
その他の業種(上記以外) 3億円 300人
その他の法人 医療法人、社会福祉法人、学校法人 300人
商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所 100人
中法企業支援法第2条第1項第4号に規定される終章企業団体 主たる業種に記載の従業員規模
特別の法律によって設立された組合またはその連合会 主たる業種に記載の従業員規模
財団法人(一般・公益)、社会法人(一般・公益) 主たる業種に記載の従業員規模
特定非営利活動法人 主たる業種に記載の従業員規模

小規模事業者

業種分類 従業員(常勤)
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 20人以下
製造業その他 20人以下

IT導入補助金通常枠公募スケジュール

交付申請・
事業実績報告
1次締切分 締切日 5月14日(金)17:00(予定)
交付決定日 6月15日(火)(予定)
事業実施期間 交付決定日以降〜終了時期は後日案内予定
事業実績報告期間 後日案内予定
2次締切分 締切日 7月30日(金)17:00(予定)
交付決定日 8月31日(火)(予定)
事業実施期間 交付決定日以降~終了時期は後日案内予定
事業実績報告期間 後日案内予定
3次締切分 締切日 9月中旬(予定)
交付決定日 10月中旬(予定)
事業実施期間 ※詳細は後日案内予定
事業実績報告期間 ※詳細は後日案内予定

対象ソフトウェア

単体ソフトウェア(A・B・D類で申請可能)

ITツール名 非対面化 業務プロセス
Sales Cloud (各エディッション) 顧客管理・営業支援 ①顧客対応・販売支援
Service Cloud (各エディッション) 顧客管理・カスタマーサービス
Pardot (各エディッション) MA(マーケティングオートメーション)
MakeLeaps クラウド見積・請求・入金管理 ②決済・債権債務・資金回収管理
ソアスク 販売管理(見積・請求・購買)
Tableau CRM (旧Einstein Analytics) BIツール・分析 ⑦汎用・自動化・分析ツール
mitoco グループウェア
rakumoソーシャルスケジューラ スケジュール・施設予約
BIZTEL クラウドPBX・CTI
Box クラウドストレージサービス
Zoomミーティング テレビ会議
SVF Cloud(S〜L) 帳票サービス

オプションと役務(すべての類型で組み合わせて申請可能)

分類 ITツール名 カテゴリー
オプション Lightning Platform ビジネスアプリ開発プラットホーム 拡張機能
Customer Community 顧客向けコミュニティ
Partner Community パートナー向けコミュニティ
SkyVisualEditor 画面開発ツール
OMLINE-O LINEメッセージ配信ツール
SmartVisca 名刺管理サービス
PhoneAppli 名刺管理サービス
カスタマーコンパス 地図連携サービス
Synergy!LEAD MA(マーケティングオートメーション)
Fleekform(XS〜L) 帳票サービス
役務 Salesforce 導入コンサルティング 導入コンサルティング 導入コンサルティング
Salesforce 導入支援 導入支援パック 導入設定・マニュアル作成・導入研修
Salesforce サクセスサポート システム管理者支援 保守サポート
Pardot 導入支援 導入支援パック 導入設定・マニュアル作成・導入研修
Pardot 伴走支援 伴走型運用支援 保守サポート
オプション製品設定 各種オプション製品設定 導入設定・マニュアル作成・導入研修

採択された場合の補助額イメージ

営業活動と社内業務の効率化 CRM/SFA+グループウェア(社員10名)

  • 導入費用総額:4,506,000円
  • 補助金申請額:2,999,999円(C-1類型)
ソフトウェア テレワーク支援ツール(mitoco) 2,256,000円
役務 Salesforce 導入支援 1,650,000円
Salesforce サクセスサポート 600,000円

マーケティングからバックオフィスまでを効率化 CRM/SFA/MA+見積・請求・入金(社員10名)

  • 導入費用総額:7,844,000円
  • 補助金申請額:4,500,000円(C-2類型)
ソフトウェア テレワーク支援ツール(MakeLeaps) 2,844,000円
Pardot 年間費用 1,800,000円
役務 Salesforce/Pardot 導入支援 2,600,000円
Salesforce サクセスサポート 600,000円

過去4年間の採択率(例年傾向)

2020年 1次〜5次公募 約50%
6次〜7次公募 約40%〜30%
8次〜9次公募 約20%
トータル(合計) 約43%(採択件数:27,798件)
2019年 約33%
2018年 約100%
2017年 約50%

昨年度は、1次公募から5次公募まで継続して約50%の採択率でした。 最後の2回は、約20%に急落しました。 昨年度の実績からわかるように、形式要件ミスを無くし早めの申請が採択されやすくなります。

IT導入補助金の申請方法

「IT導入補助金」の申請方法:https://www.it-hojo.jp/applicant/how-to-apply.html

gBizIDプライムの取得

二次公募以降のIT導入補助金ではgBizIDプライムの取得が申請要件に含まれています。

GビズID:https://gbiz-id.go.jp/top/

マニュアル:https://gbiz-id.go.jp/top/manual/manual.html

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